日大医学部 3年間で12人が不当に不合格
日本大学は医学部の入試で合格者を決める際、卒業生の子どもを優先した結果、3年間で12人が不当に不合格になっていたと発表した。
日大・高山忠利医学部長「受験生の皆様、在校生の皆様を始め社会の皆様の信頼を損なうものであり、心からお詫び申し上げます」
日本大学によると医学部の一般入試で追加合格者を決める際、卒業生の子どもを優先した結果、3年間で12人の受験生が不当に不合格になっていたという。
日大側は、去年と今年の入試で不当に不合格になった受験生10人については、希望する場合、来年の入学を認めるとしている。
卒業生の子どもへの優遇措置は以前から行われていたということで、高山医学部長は「私学の裁量のうちかと思った」などと述べた上で、過去にさかのぼった調査も検討する考えを示した。