イングランドプレミアリーグのブライトンに所属する日本代表・三笘薫選手が30日、シーズンを終えて帰国し、都内で報道陣の取材に応じました。

プレミアリーグ挑戦1年目となった今シーズン、リーグ戦では33試合に出場して7得点。チームも6位でフィニッシュし、ヨーロッパリーグの出場権獲得に大きく貢献しました。

「世界最高峰のサッカーを肌で感じられたのが一番大きいですし、課題は自分の能力。もっともっと上げていかないといけないなと感じています」と飛躍の1年を振り返った三笘選手。

主に左サイドを主戦場とし、イングランド代表のマンチェスターシティのDFカイル・ウォーカー選手やニューカッスルのトリッピアー選手らワールドクラスの選手たちと対戦する中で、「各国の代表選手とやりましたけどそういう『圧』は感じられないものがあった」と語り、「ドリブルに固執する選手にはなりたくないですけど、それでもボールを持った時に違いを見せられる選手にならないといけないと思っている」と来シーズンに向けての意欲をみせました。

日本代表は6月にエルサルバドルとペルーと強化試合を予定。この2試合に向けて三笘選手は、「2勝しないといけないと思われていると思います。もちろん簡単な相手ではないのでしっかり分析してコンディションを整えて行きたい」と意気込みを語りました。