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WHO調査団 武漢で医療関係者に聞き取り

2021年1月30日 17:29

新型コロナウイルスの発生源を探るため中国・武漢に入っているWHO=世界保健機関の調査団は、初期に多くの患者が運ばれた病院を訪れ、医療関係者から当時の症例を聞き取りました。

30日午前8時頃にホテルを後にしたWHOの調査団は29日に続き、武漢市内の病院に向かいました。

訪問先は感染症専門の金銀譚病院で、感染拡大初期に多くの重症患者を受け入れました。調査団のメンバーはツイッターで、病院関係者から聞き取りを行ったことを明らかにした上で、「重要な機会となった」と述べました。

調査団は武漢で2週間程度調査を行う見通しですが、WHOの危機対応を統括するライアン氏は「このようなミッションは必ずしも最初のミッションで答えには至らない」と述べ、今回の訪問だけで発生源の解明は困難との見方を強調しました。