水谷「最後の1戦。すべての力を」銅獲得へ
◇4日、東京五輪・大会13日目、卓球男子団体・準決勝(東京体育館)
卓球男子団体の準決勝が行われ、日本からは張本智和選手、水谷隼選手、丹羽孝希選手が出場し、ドイツと対戦しました。
第1試合のダブルスは水谷選手と丹羽選手のペアで挑みますが、接戦の末に落とします。その後、第2試合と第4試合で張本選手が勝利し、2-2とします。
迎えた最終第5試合では、丹羽選手が食らいつきますが、ストレートで敗戦。準決勝は3時間を超える大接戦となりましたが、日本は2-3で敗れ3位決定戦に回ることになりました。
※以下、試合後の3選手のコメントです。
◆張本智和選手
――苦しい中でも見事な2勝でした
「相手がメダリストだろうと誰だろうと絶対勝つんだという気持ちでやりました」
◆丹羽孝希選手
――悔しさを3位決定戦にぶつけることができます
「まだちょっと切り替えられないが、あした1日休みがあるので、そこで切り替えたい」
◆水谷隼選手
「ダブルスとシングルスどちらもチャンスがある中で、やはり勝ちきれなかったのが悔しい。日本としては張本が2点(2勝)取ってくれて理想的な展開だったが、自分が1点(1勝)取れなかったのが、申し訳ない気持ちでいっぱい」
――3位決定戦に向けて
「泣いても笑っても最後の1戦なので、すべての力を出し尽くしたい」
写真:ロイター/アフロ