アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」は１７日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種の対象を１８歳以上の全ての成人に拡大するよう、規制当局に申請しました。

モデルナの新型ウイルスワクチンの追加接種をめぐっては先月２０日、６５歳以上と、重症化や感染のリスクが高い１８歳以上に限り、ＦＤＡ（＝食品医薬品局）が緊急使用をすでに承認しています。

モデルナは１７日、追加接種の対象を１８歳以上の全ての成人に拡大するよう、ＦＤＡに申請したと発表しました。１８歳以上の全ての成人の追加接種をめぐっては、ファイザーがすでに先週、緊急使用許可を申請しています。

また、ニューヨーク市は１５日から独自に、接種の対象を全ての１８歳以上の成人に拡大し、追加接種を行っています。