ファイザー 5~11歳の緊急使用許可申請
アメリカの製薬大手・ファイザーは、新型コロナウイルスのワクチンについて、5歳から11歳の子どもを対象とした緊急使用許可を規制当局に申請しました。
ファイザーは7日、新型ウイルスワクチンについて、5歳から11歳の子どもを対象とした緊急使用許可をアメリカのFDA(=食品医薬品局)に申請したと発表しました。
ファイザーの臨床試験では、5歳から11歳の子どもに通常の3分の1の量を接種したところ、16歳から25歳と同じ程度の免疫反応が得られたとされています。
アメリカ小児科学会によりますと、先月末の時点で新たに確認された感染者の3割近くが18歳未満となるなど、未成年の感染が拡大していて、ファイザーは今回の申請を「重要な一歩だ」としています。
FDAは今月26日に専門家らによる諮問委員会を開き、5歳から11歳への接種を承認するかどうか判断する見通しです。