FDA諮問委65歳未満の追加接種承認せず
アメリカのFDA=食品医薬品局の諮問委員会は、ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、16歳から65歳未満へは追加接種を推奨しませんでした。
FDA=食品医薬品局は17日、有識者らによる諮問委員会を開き、ファイザーの新型ウイルスワクチンについて、16歳以上への追加接種、いわゆる「ブースター接種」に関する協議を行いました。
会議では、「追加接種の安全性や必要性を見極めるにはデータが不十分」などとの指摘が相次ぎ、投票の結果、反対多数で16歳以上65歳未満への追加接種の承認は推奨されませんでした。
一方、65歳以上や重症化リスクの高い人への追加接種については、全会一致で承認を推奨しました。諮問委員会の勧告を踏まえ今後FDAが最終判断します。
バイデン政権は今月20日から18歳以上への追加接種を始めるとしていましたが、計画に遅れが出る可能性もあります。