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広島・森下暢仁 本拠地で初の完封勝利 最後は村上宗隆を空振り三振に

2022年8月9日 21:31
広島・森下暢仁 本拠地で初の完封勝利 最後は村上宗隆を空振り三振に
広島の森下暢仁投手
プロ野球セ・リーグ 広島2―0ヤクルト(9日、マツダスタジアム)

広島の森下暢仁投手は8回まで89球を投げ、無失点と素晴らしい投球を続けています。9回先頭打者、2番・山崎晃大朗選手を空振り三振に仕留めると、続く山田哲人選手をショートゴロに。実は本拠地のマツダスタジアムでは完封勝利がなかった森下投手。最後に立ちはだかるのはヤクルトの村上宗隆選手です。

マツダスタジアムの観客が固唾をのんで見守る中、1球目はインコース高めへの149キロのストレート。2球目は真ん中に151キロのストレートとボールカウントは1-1。3球目はチェンジアップで空振りを取ると、4球目の高めのアウトコースへの釣り玉には手を出さなかった村上選手。

森下選手と會澤翼選手のバッテリーが選んだ5球目はインコース高めへのカットボール。村上選手のバットは空を切り、ボールは會澤選手のミットに吸い込まれます。思わず、バッテリーの2人からはガッツポーズが飛び出します。これで3アウト試合終了。

9勝目を挙げた森下投手にとってこれが今季初完封。マツダスタジアムで初の完封勝利というおまけ付きとなっています。