×

加藤茶ら“ドリフメンバー”が全員集合 24年間続いた“ちょっとだけよ~”の誕生秘話明かす

2022年2月14日 23:00
加藤茶ら“ドリフメンバー”が全員集合 24年間続いた“ちょっとだけよ~”の誕生秘話明かす
ザ・ドリフターズの加藤茶さん

ザ・ドリフターズの高木ブーさん(88)、仲本工事さん(80)、加藤茶さん(78)が14日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』に出演。伝説的コント“ちょっとだけよ~”の誕生秘話を明かし、スタジオを驚かせました。

番組はネプチューン(名倉潤さん、原田泰造さん、堀内健さん)、くりぃむしちゅー(上田晋也さん、有田哲平さん)、チュートリアル(徳井義実さん、福田充徳さん)の7人の芸人が旬なゲストを迎え“しゃべくる”トークバラエティーです。

■5000本を超えるコントの中から加藤茶らが選んだ思い出深いコントは?

ザ・ドリフターズは3人といかりや長介さん、志村けんさんの5人組グループで、人気番組『8時だョ!全員集合』は最高視聴率50%超えを記録。創作された5000本を超えるコントの中からは『ダメだこりゃ』、『ヒゲダンス』など数々の名フレーズや伝説的ギャグが生まれ、社会現象にもなりました。

スタジオでは、ザ・ドリフターズが生み出した当時流行したギャグなどをまとめたパネルが登場し、トークを展開。『タライ落とし』や『早口言葉』、『雷様(椅子ずっこけ)』などの中から特に思い出深いものについて仲本さんが、今ではジャンケンの定番とも言えるかけ声『最初はグー』を挙げました。

当時のコントを思い出し高木さんが「西部劇だよね?」と仲本さんに質問すると「そうそうそうそう」と素っ気なく返答。その短い会話に上田さんは「思い出深いって、全然、思い出でてこないじゃないですか」とツッコミを入れ、笑いを誘いました。

■加藤さんの代名詞『ちょっとだけよ~』の誕生秘話

続いて加藤さんが思い出深いものとして挙げたのが、自身の代名詞となったコントから『ちょっとだけよ~』をチョイス。するとこのフレーズが誕生した経緯について明かしました。

きっかけは営業のため訪れた広島県での出来事。「興行主の人が“面白い所ありますよ”“もう行きますよ!”って言ったのよ」と、ドリフのメンバー5人そろって“大人のお店”に案内されたという加藤さん。有田さんが「いかりやさんも、見に行ってたんですもんね?」と確認すると「行く行く!先頭になって行く!」と加藤さんが即答し、スタジオは大盛り上がり。

その後5人はステージの1番前で“ショー”を観賞。加藤さんは「踊り子さんが(常連客に)“あんた今日も来てるの?あんたも好きねえ”ってやってたの。それで“こっちお願いします!”って言ったら、“あら。ちょっとだけよ”ってやってたの。その“ちょっとだけよ”をパクったの」と語り、名コントは偶然出会った踊り子の“パクり”だったことを明かしました。

『ちょっとだけよ~』は当時の子供たちの間で大人気となり「24年間、ずーっとやった」と明かす加藤さん。その年月の長さにしゃべくりメンバーも大先輩の偉業に感心した様子でした。