新庄剛志 監督就任は自身の想像から実現
日本ハムファイターズの新監督に就任した“BIG BOSS”こと新庄剛志さんが、6日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』に出演。実は“監督になることを勝手に想像していた”と、就任会見では語られなかった“BIG BOSS”ならではの仰天エピソードを明かし、しゃべくりメンバー全員を驚かせました。
番組は、ネプチューン(名倉潤さん、原田泰造さん、堀内健さん)、くりぃむしちゅー(上田晋也さん、有田哲平さん)、チュートリアル(徳井義実さん、福田充徳さん)の7人の芸人が旬なゲストを迎え“しゃべくる”トークバラエティー。この日の放送では、監督就任発表後、初めてのバラエティー番組出演となる“BIG BOSS”新庄新監督を迎え、さまざまなエピソードトークが繰り広げられました。
■“監督就任”は新庄さんの“勝手な想像”から始まった?
まずはニュースなどでも取り上げられ話題となった“監督就任”にまつわるテーマでトークを展開。上田さんから「監督のオファーはいつぐらいに来たのか?」と質問されると、新庄さんから「バリ島でボーっと暮らしている時“3年間の日本ハムの成績”を見て、上の順位に行けなくて…“(監督は)俺じゃねぇかな”って、勝手に思っていた」と語り、そこから“まずはユニホームを着よう”とトライアウト(プロ野球の12球団が合同で行う自由契約となった選手のための入団テスト)に挑戦したといいます。
そして“選手”を目指しながら“監督”も目指すという新庄さんの“勝手な想像”がスタート。入団テストの1週間前に日本ハムの球団の方から「トライアウト頑張ってください。またいつか会えるのを楽しみにしています」とメールが届いたそうで“選手でとってくれる”と思ったそうですが結果は不合格でした。そして「あのメールは監督じゃないか?」と勝手に思い込んでいたという新庄さん。有田さんから「なんでそう思うのかな」とツッコまれました。
そこから新庄さんは、監督へのストーリーをスタート。まず1年間、全球団の2軍の選手を視察して勉強。堀内さんから「球団の人に“おっ来てるな”ってバレてないの?」と聞かれると「バレてない。ジャージー姿で隅から見ていた」と勝手に各球団の選手たちを見て勉強していたことを明かしました。
そして10月12日に日本ハムの球団から連絡が。「“来たな”って感じだったでしょ?」という有田さんに、新庄さんは「それが分からないんですよ。“ファンサービスアドバイザー”か、なんかの仕事かもしれない」と返しましたが、後日、新庄さんの“勝手な想像”が現実となり、球団から正式に“監督就任”のオファーがきたといいます。
上田さんから「1回もったいぶったんですか?」と聞かれ「ちょっとね」と答える新庄さん。すると有田さんから「(監督就任)記者会見では“秒でOK”って言ってたじゃないですか!」とツッコまれると「“年俸をあげたろうかな”って思って…」と、会見では明かされなかったエピソードを披露し、しゃべくりメンバー全員を驚かせました。
そして見事、“BIG BOSS”となった新庄さんはすべて勝手な想像から始まった自身の行動を振り返り「やってきたことは正しかったなと。“プロ野球を変えたろう”と思って」と新監督となった意気込みを語り、上田さんから「もう既にその期待感がある。来年が楽しみ」といわれ、笑顔でうなずいていました。