新庄BIG BOSS 選手起用の持論熱弁
プロ野球・日本ハムの“BIG BOSS”こと新庄剛志新監督は10日、沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプで選手の起用法について持論を明かしました。
「きょうはクライマックス(シリーズ)があるので、し~(右手人さし指を口元に)。話題は控えます」と足早に球場入りした新庄新監督。しかし練習が始まる前には報道陣に対し「きょう外野の子が内野守って、使えんじゃね?って思ったら使ったらいいし、キャッチャーの子がバッティングよかったら、キャッチャーって細かい動きだから外野なんかできると思う。1週間くらい練習させれば。足の遅い助っ人の外国人よりうまいと思うんで。アウトコース空振り三振して、守備は下手、打てない。そしたら外して、キャッチャーの子を(野手に)もっていったりしたほうが勝てるし。4番バッターが大砲、外国人とか決まっていないし、たぶん選手も面白いと思うんですよ」と、選手の起用法について持論を熱弁しました。
現役時代は外野だけでなく、三塁手や遊撃手などでも試合に出場した経験のある新庄新監督。自身の経験から「何よりも楽しそうでしょ?違うポジションをするっていうね。外野は内野の気持ち、キャッチャーは外野の気持ち、すべてね。相手の気持ちをわからせて、そしたら送球でこういうボールを投げてあげたら捕りやすいんだというのをわからせて、愛情を持った返球になってくる」と、自身の考えについても話しました。
そして練習が始まると「元気ね、元気ー!!」と活を入れ、監督としての表情を見せました。