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ソフトバンク 春季キャンプスタート 日本一へのテーマは「競争」

2022年2月1日 16:37
ソフトバンク 春季キャンプスタート 日本一へのテーマは「競争」
30日に筥崎宮に参拝をしたソフトバンクの藤本博史監督(右)と王貞治球団会長(左) (写真:球団提供)
プロ野球・ソフトバンクの春季キャンプが1日、スタートしました。

A組(1軍)、B組(2軍)、C組(3軍)に分かれて行われる予定で、新型コロナ陽性が判明した柳田悠岐選手や松田宣浩選手らはC組でのキャンプスタートとなります。

A組は午前中に、選手個々の体力や肩肘の関節の可動域を数値化するスクリーニングテストを実施し、選手が故障しない範囲でどこまで練習できるのかといった目安を確認。その後はウォーミングアップやランニングを行いました。

2日前の30日にはチーム総勢約180名で福岡市の筥崎宮で必勝祈願を行ったソフトバンク。

今季から指揮を執る藤本博史監督(58)は、キャンプのテーマとして「競争」を掲げ、「若い選手も中堅もベテランもみんな一緒になって競争してもらいたい」とメンバー争いへの期待を語りました。

また今季から球団会長兼特別チームアドバイザーに就任した王貞治氏は、この春季キャンプについて、「選手はたくさん練習しているので、それがいい結果につながるキャンプにならないといけない。何のために猛練習しているのかを選手達がよりはっきり胸に刻み、自分自身との戦いを意識してほしい」とコメントしました。

1月だけで13人の選手が新型コロナウイルスの陽性者判定を受けているソフトバンクですが、キャンプ第1クールでは、毎日PCR検査を行うなど対策を徹底。

今年は2年ぶりの有観客開催となった春季キャンプ。多くのファンに見守られながら、28日まで日本一に向けて汗を流します。