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卓球・伊藤美誠が3度目の日本一「誰にも負けたくない」 男子は戸上隼輔が初優勝

2022年1月30日 22:33
卓球・伊藤美誠が3度目の日本一「誰にも負けたくない」 男子は戸上隼輔が初優勝
全日本選手権でシングルス優勝を果たした伊藤美誠選手(右)と、戸上隼輔選手(左)
2022年全日本卓球選手権大会最終日(30日、東京体育館)

卓球・全日本選手権の女子シングルス決勝が行われ、伊藤美誠選手が早田ひな選手を4-1で破り、3年ぶり3度目の日本一に輝きました。

伊藤選手は第1ゲーム、7連続ポイントを奪うなど11-5で先取すると、第2、第3ゲームも奪い3-0と優勝に王手をかけます。

第4ゲームは早田選手に奪われますが第5ゲーム、多彩なサーブや力強い両ハンドドライブでポイントを重ね11-6で圧倒、4-1で勝利しました。

伊藤選手は、「1ゲーム目から楽しめたし、すごくいい入りができた。最初から最後まで自分らしい卓球ができたかなと思うし、最後まで思い切っていけたと思う。日本のレベルもすごく上がってきて、誰が優勝しても、誰が勝ってもおかしくない大会だと思っている。やっぱり誰にも負けたくない、誰にも勝つというのが私の目標なので、これからもそこを目指して頑張っていきたい」とコメントしました。

一方、男子シングルス決勝は、20歳の戸上隼輔選手が4-2で松平健太選手を下し、初優勝を飾りました。

日本男子卓球界を引っ張ってきた水谷隼選手が代表から引退し、2024年のパリ五輪へ向け代表入りが期待される戸上選手は、「日本を背負う覚悟を持っている。自分が引っ張ってやろうという強い気持ちを持って、これから頑張っていきたい」と決意を語りました。