卓球 張本美和を破り木原美悠がジュニア初優勝 男子では吉山僚一が2度目のV
◇2022年全日本卓球選手権大会4日目(27日、東京体育館)
卓球・全日本選手権は27日、ジュニアの決勝が行われ、女子では木原美悠選手(17)が初優勝、男子では吉山僚一選手(17)が2度目の優勝を果たしました。
女子の木原選手は2019年の全日本選手権、一般の部に出場し14歳にして準優勝。昨年の世界ユース選手権でもシングルスで準優勝を飾った実力の持ち主。
今大会でも3回戦から登場すると、すべてでストレート勝ちで決勝へ進出。決勝では張本智和選手の妹・張本美和選手(13)と対戦。
ここでもストレート勝ちと圧倒的な強さで優勝しました。
木原選手は「今回が最後のジュニアだったので、すごく優勝したいという気持ちが強かった。優勝できたことは自信にもつながるし、今後一般の部では自分を目標としてくれる選手がたくさん現れるように頑張っていきたい」と今後の意気込みを語りました。
男子の吉山選手は2大会前のこの種目優勝者。去年は4回戦で敗れましたが、見事ジュニア王者に返り咲きました。
吉山選手は「去年は自分が優勝しないといけないというプレッシャーがあった。悔しい思いをしたので、優勝したいという気持ちが強かった。優勝できて良かった」と喜びを語りました。