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卓球・張本&早田ペアが混合ダブルスでベスト4進出 決勝で“張本兄妹”対決なるか

2022年1月26日 20:25
卓球・張本&早田ペアが混合ダブルスでベスト4進出 決勝で“張本兄妹”対決なるか
混合ダブルスでベスト4進出を果たした張本智和選手(右)、早田ひな選手(左) 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

◇2022年全日本卓球選手権大会3日目(26日、東京体育館)

卓球・全日本選手権の混合ダブルス4回戦が26日、東京体育館で行われました。

前日の試合ではなかなかリズムに乗れなかった張本智和選手/早田ひな選手ペア。

この日の4回戦でも2ゲームを連取し早々と王手をかけますが、続く第3ゲームを落とすと、第4ゲームも3-11で落としフルゲームにもつれ込みます。

最終第5ゲームでは9-9の場面、張本選手のフォアハンドがネットにかかり、相手にマッチポイントを握られます。

それでも、続くプレーで張本選手が強気の攻めを見せ追いつくと、最後は連続ポイントで相手を下し、苦しみながらも準々決勝に進出します。

続く準々決勝も、相手に第1ゲームを奪われ苦しい展開になりますが、徐々に本来の力強い攻撃がはまりだした張本選手/早田選手ペア。

第2、第3ゲームを奪うと、勢いそのままに第4ゲームも奪い逆転勝利。ベスト4進出を決め、27日の準決勝に駒を進めました。

早田選手は「(4回戦のファイナルゲームは)9-10で負けていたんですけど、あと1点取られたら負けという考えではなく、最後勝ちきるためにどう戦術を組むのかというのを張本選手としっかり話し合ってプレーすることができた」とコメント。

張本選手は、今大会の混合ダブルスに妹・美和選手が田添健汰選手とのペアで出場しており、共にベスト4進出。共に決勝まで勝ち進めば“兄妹対決”が実現します。

「妹もまだ勝ち残っているので、妹には負けられないという兄としてのプライドもありますし、しっかり明日2勝して初優勝できるように頑張りたいと思います」と意気込みを見せました。