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卓球・伊藤美誠&早田ひなペアが4連覇「ダブルスは楽しい」 男子は宇田&戸上ペアが初の日本一

2022年1月29日 22:23
卓球・伊藤美誠&早田ひなペアが4連覇「ダブルスは楽しい」 男子は宇田&戸上ペアが初の日本一
全日本選手権で女子ダブルス4連覇を果たし「4」のポーズをとる早田ひな選手(左)と伊藤美誠選手(右)
◇2022年全日本卓球選手権大会6日目(29日、東京体育館)

卓球・全日本選手権の男女ダブルス決勝が29日、東京体育館で行われ、女子では世界選手権で銀メダルを獲得した伊藤美誠選手/早田ひな選手の“みまひな”ペアが、宋恵佳選手/成本綾海選手ペアを3-1で下し、大会4連覇を達成しました。

第1ゲーム、5-10と相手にリードを許した伊藤選手/早田選手ペアは、速いラリー戦に持ち込みポイントを奪うなど、5連続ポイントで同点に追いつくと、さらに伊藤選手の厳しいコースを突くバックハンドで11-10と6連続ポイントで逆転します。

そして最後は再び伊藤選手のサービスで7連続ポイント、このゲームを先取します。

続く第2ゲームは奪われますが、第3ゲームも点を取り合う一進一退の攻防になります。時折笑顔を見せる場面もあった伊藤選手/早田選手ペアは、相手に2度ゲームポイントを握られるも、粘りのプレーで追いつくと、最後は早田選手のフォアドライブが決まりこのゲームも奪います。

これで勢いに乗ると、第4ゲームではフォアハンドの連打でたたみかけるなど、相手を圧倒した伊藤選手/早田選手。ゲームカウント3-1で勝利し、全日本選手権4連覇を達成しました。

伊藤選手は「最後しっかり勝つことができたのは本当にうれしかった。本当にどっちが勝つかわからない試合でしたけど、苦しい場面を乗り越えるって解放感あるなって思いました。楽しいですね、やっぱりダブルスは」とコメント。

早田選手は、「年始も2人でダブルスの練習を全日本に向けてやってきた。世界選手権の反省を生かして、また一から頑張ろうという気持ちで臨みに来たので、優勝できてよかったと思うし、自分たちがやってきたことが間違っていなかったのかなと思う」と語りました。

一方、男子ではアジア選手権で金メダルを獲得した宇田幸矢選手/戸上隼輔選手ペアが、0-2の劣勢をはねのけ、張本智和選手/森薗政崇選手ペアを3-2で破り、初の日本一に輝きました。
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