×

有田哲平「気付いたらすげぇ涙出てて」 “お芝居の大先生”と慕う平泉成との共演秘話

2022年6月20日 21:54
有田哲平「気付いたらすげぇ涙出てて」 “お芝居の大先生”と慕う平泉成との共演秘話
しゃべくり007
お笑いコンビ・くりぃむしちゅー有田哲平さんが20日放送の『しゃべくり007』で “お芝居の大先生”と慕う俳優の平泉成さんと16年前に共演した時の秘話を明かしました。

番組にゲストとして出演した俳優・本田望結さんの18歳の誕生日を祝うため、スタジオにサプライズ登場した平泉さん。大ヒットドラマ『家政婦のミタ』で共演した本田さんが、当時7歳であったにもかかわらず1度もNGを出さなかったことを明かし「(本田さんが出さないのに)僕はNG出せないですよ。大プレッシャー」とベテラン俳優として重圧の中で撮影していたことを語りました。

このエピソードを受け、有田さんが平泉さんを“お芝居の大先生”である話を切り出し、会社の工場長と従業員という役どころで16年前に共演していたことについて振り返りました。「僕が“好きな人にフラれて泣く”っていうシーンがあったんですよ。で、スタッフが来て“ここは泣きのシーンなので有田さんお願いします”って言われて」と“泣きの芝居”を求められ、当時、役者としての経験が少ない有田さんは演技に不安を抱えていたといいます。

すると、有田さんのもとへやってきた平泉さんはスタッフに「おいおいおい、良いんだよ、そんなこと言わなくても」と間に入り、有田さんに「泣かなくていい。そんな泣く芝居なんてやる必要ないから。(芝居の中で)対話して、そう思ったら泣けばいいし、そんなことはスタッフが強要してやるもんじゃないんだよ」と、アドバイスしてくれたといいます。

そして撮影本番に挑んだ有田さん。「成さんが工場長としての役で、僕にすっごくちゃんと“励ましの言葉”を本気の芝居でかけてくださって、気付いたらすげぇ涙出てて。平泉さんのおかげで泣けた」と、泣きの芝居の裏には平泉さんの演技による温かなサポートがあったといい、“お芝居の大先生”と慕う理由を明かしました。