1日の午後4時10分ごろに発生した能登半島地震。発生当時に被災地域にいた芸能人が、SNSやブログを通じて当時の状況を明かしました。

金沢駅前にいたというタレントの武井壮さん（50）は、1日の午後4時50分ごろに自身のX（旧Twitter）を更新し「金沢で大地震に遭遇　高台へ逃げます」と投稿。続けて「金沢市内の高台に避難しております　数十メートルの津波が来なければ大丈夫な場所かと思いますが、町と海から近いので不安です　なんとか津波の不安がなくなり次第車で内陸に避難します　皆さんご心配ありがとうございます」と、同日の午後6時30分ごろにも投稿しました。そして、2日の午後には「無事避難できて　今は滋賀で休めています　SNSで安全な場所や移動経路たくさんの有益な情報ありがとうございました　本当に助かりました　現地の方々の無事を祈りつつ、被災地支援の寄付などできることあればしていきます、どうかご無事で」と様子を度々更新しました。

新潟県の夫の実家に滞在していたタレント・安田美沙子さん（41）は、2日に自身のインスタグラムを更新し「2度目の強い長い揺れの中、新潟の家族や子ども達とテーブルの下に潜り込みました。　家にいるべきか、避難するべきか迷いましたが、小学校に避難しました。　海も遠くはないので、とにかく高いところへ。　落ち着いたころに自宅に戻りましたが、余震も続いていたのでアウターをそばに、洋服のまま就寝しました」と自身も小学校へ避難したことを明かしました。

地震発生時に石川県内のイオンモールでネタを披露していた、お笑いタレント・ひょっこりはん（36）は1日に自身のXを更新。「石川県の海近くのイオンモールいます！　直撃です。ネタ中とんでもなく揺れて、現場はパニックでした！」と振り返り、「みなさん、絶対逃げてください！　命です！！命！！　僕もめちゃくちゃ逃げてます！生きましょう！」と呼びかけました。さらに、2日には「なんとか宿をとることができました。いつ来るかわからない津波の恐怖ったらなかったです。気づいたら靴も衣装の上履きを履いていました」と津波の恐怖と慌てて逃げた様子を明かしました。

夫婦漫才コンビ、かつみ・さゆりの2人も公演中に被災したことを明かし、さゆりさんはインスタグラムで「石川県のイオンモールかほくで　3回目の公演中地震になりました　海から近かったので津波避難してたんですが　今会社が手配して下さったジャンボタクシーに乗れました　見にきて下さってたお客様　3回目の公演出来なくてごめんなさい」としながら「とにかく石川の皆様がお怪我がない事祈ってます！」とつづりました。

コンビで新潟県のイオンモールで被災したという、お笑いコンビ・マテンロウのアントニーさん（33）も、2日に自身のXで「元旦！　新潟のイオンモールでイベントがあり出演してたんですが、合間に地震が来て最後のステージは中止に。　そこから新幹線と高速が使えなくなり新潟で一晩過ごすつもりでしたが宇都宮駅までなら乗せれるというタクシー運転手の方に新潟〜宇都宮まで乗せてもらい、たったいま宇都宮から東京に帰って来ました！！」と報告。この投稿に「宇都宮まで何万かかりましたか？」とコメントが寄せられると、アントニーさんは「11万円ぐらいかかりました。。」と回答しました。

石川県出身で地元に帰省していたというハロー!プロジェクトのアイドルグループ『OCHA NORMA』の中山夏月姫さん（18）は、2日に自身のブログで「自分の地元っていうことに対して未だに実感出来ていないですし昨日の夜も今朝も警報が鳴ったり能登半島からは離れた加賀市にいるのに　少し揺れたり気が抜けない状態だと思います。皆様の無事を願うばかりです」と警報が鳴り続いているという状況を明かしました。買い物を終え、お店を出た瞬間に被災したという中山さんは「その時は立っているのもちょっときつい感じでもちろん目がまわりました。でも、幸いにもお店の中ではなかったので大きな被害はなかったですが　その数分前にいたショッピングモールは天井が崩れたり水が漏れたりしたらしく…　本当に数分の行動でこんなにも違う結果になるんだなと実感しました」と恐怖を感じながら加賀市の自宅に戻ったことをつづりました。