フリーアナ吉田悠希 “推し活”の1年語る
フリーアナウンサーの吉田悠希さん(29)に2021年はどんな1年だったのかインタビュー。吉田さんはラジオ番組『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』の中継リポーターとして水曜日・木曜日を担当。また、競輪の配信番組で進行を務めるなどキャスターとして活躍しています。その一方で趣味がたくさんあることを明かしている吉田さんに、“今年一番ハマった趣味”について詳しく伺いました。
■多趣味なフリーアナ アイドル・ラーメン・スライム・鳥
——2021年を振り返ると、どんな1年でしたか?
今年は「激変」という感じでした。動画投稿サイトで個人チャンネルを開設したのが自分の中で一番大きい変化でした。“いろいろな趣味”があるんですけど、今まで自分の趣味を表に出さない方がいいかなと(笑)。 (個人チャンネルを開設して)プライベートまでさらけ出しちゃうくらいの生活に変わったので、それが一番大きかったです。
——具体的には?
“坂道グループ”、 乃木坂46・櫻坂46・日向坂46のオタク活動をすることと、あと“ラーメン二郎”が好きでいろんな店舗を食べてまわることとか。あとは『ドラゴンクエスト』の“スライム”が好きで、スライムのものをとにかく集めるっていう趣味とか。本当に一つハマると凝り性なので、めちゃくちゃハマっちゃって。あと“鳥”(バードウオッチング)も好きです!
——その中でも今年一番ハマったことは?
「周りに発信しよう」ってなったのは“アイドル”ですね。個人チャンネルで自分の好きなアイドルを発信することに特に力を入れました。
■櫻坂46は“我が子のよう” 魅力を動画で発信
特に吉田さんが推しているのが、櫻坂46。2020年に改名し、覚悟を持って頑張るメンバーたちの姿を見て「自分も何かしたい」と刺激を受けたそうです。
——櫻坂46を好きになったきっかけは?
櫻坂46としてはまだ1年目のグループなんですけど、欅坂46としての経験も濃密にあって“新しいけど新しくない”。そういうグループって未知なんですよね。私は秋元康さんが好きで、“秋元康オタク”ってよく言っているんですけど(笑) “未知なるもの×秋元康”っていう組み合わせがワクワクするのでそこが魅力です。
——特に推しているメンバーは?
基本的に“箱推し”(グループ全体を応援すること)で全員が大好きですし、“妹”とかもしかしたら“我が子”みたいに見守っているんですけど(笑)、今は藤吉夏鈴ちゃん(20)を推しています。「THEアイドル」っていうよりは本人の個性だったり、“作らない等身大の姿”がすごく魅力的な子です。
——動画ではどんな発信をしているんですか?
メンバーが写真集を出したときがあるんですけど、帯コメントは必ず秋元康先生のコメントが出るんですよ。それを予想しようっていう(笑)。一種、大喜利大会をみたいなのをやったりとか。そこで(個人チャンネルの視聴者の)皆さんが持っている言葉に触れたりとか。視聴者層も10代から50代ぐらいまで本当に幅広くて、一つの趣味でつながると年齢の差ってないんですよね。皆さんコロナ禍で“集まってライブに行く”とか“アイドルを語る場所”がなくなっちゃったときに、ファンとして「こういうこと思ってる」とか「ここがいいよね!」と結束するコミュニティーみたいなものがないなと思って、(個人チャンネルが)語り合える場所になったらいいなと。
■フリーアナ・吉田悠希にとって“推し活”は「自分を知るきっかけ」
充実した“推し活”を続ける吉田さんに、最後に聞いてみました。吉田さんにとって“推し活”とは?
(推し活は)「自分を知ることにもつながる」っていう部分があって。「推しのどこが好きなんだろう?」とか「櫻坂の何が好きなんだろう?」といろいろ考えていくと、「自分ってこう思う人なんだな」とか「これは嫌なんだな」「これは好きなんだな」とか、ある意味で自分を知るきっかけにもなったりして。だからアイドルって推しているけど自分の励みになったり、自分のプラスになっていることの方が回り回って多いんじゃないかなって本当に思っていて。自分の糧になる存在なんじゃないですかね。