バカリズム絶賛 WurtS音楽番組初出演
TikTokから有名になった謎の覆面アーティスト・WurtS(ワーツ)さんが、8日放送の日本テレビ系『バズリズム02』に出演しました。
WurtSさんが地上波の音楽番組に出演するのは初めて。年始一発目の企画『2022年コレがバズるぞ!BEST20』で音楽関係者296人が選んだ“今年くる”注目のアーティスト第1位に選ばれ、登場しました。
白シャツと黒ネクタイのコーディネートに、アンテナが飛び出した銀色のリュックを背負い、キャップを目深にかぶったいで立ちで登場したWurtSさん。くり抜かれたキャップの穴から目元は見えるものの表情はうかがえません。
番組MCを務めるお笑いタレント・バカリズムさんから「正体を謎にしているんですけども、何者と捉えればいいですか?」と聞かれると、「そうですね…。ま、人間」と捉え所のない回答で、トークゲストのピアニスト・ハラミちゃん、元乃木坂46の松村沙友理さんも思わず笑みをこぼしました。
去年1月にTikTokに初投稿した楽曲『分かってないよ』が1か月で再生100万回を突破し、一気にファンが増加したWurtSさん。「いろんな方に届いてほしいなということで、一番広がるのは何だろうと」と、ヒットへの戦略を立てて曲作りに臨んだと明かします。
ハラミちゃんは「TikTokで(曲が)めちゃくちゃ流れてくるので、そこからサブスクとかでも聞くようになってハマりました」と、曲を愛聴している様子。松村さんは楽曲『サンタガールfeat.にしな』が「すごく好き」と語り、「最近、ずっと聴いていたんですよ。だからびっくりしました。私も売れるって思いました」と太鼓判を押しました。
もともとWurtSさんのアーティスト活動は、大学の研究テーマとして始めたプロジェクトで、現代カルチャーやマーケティングの観点から社会と音楽を分析。WurtSさんは「音楽で得た収益で持続的に社会問題を支援する。その仕組みを作ることがWurtSとしての目標」と話し、「マーケティングとか現代カルチャーを学んでいるのも、エンターテインメントの最終的な形が、支援とか、みんなが幸せになったらいいなっていう(思いから)」と原点を説明します。
バカリズムさんは「なんて素晴らしい人なんだ」とその心根に感心しきりで、進行の市來玲奈アナウンサーが「(WurtSさんが)お金をどのくらい稼いでいるのかな?って思った自分がもう…」と自らを恥じると、「なんて汚らしい!反省しなさい!」と注意しました。