ゆりやんレトリィバァ「ユリント・イーストウッドになります」 映画監督デビュー&渡米を発表
現在、国際映画祭を開催中のカンヌ。会見には、現地フランス、アメリカ、イギリス、アラブ首長国連邦など、20を超える国と地域の映画関係者やメディアが集まりました。そこで発表されたのは、日本映画の新しい生態系をつくることを目標に掲げる『K2 Pictures』による映画製作ファンド『K2P Film Fund I』の成立。岩井俊二監督、是枝裕和監督、白石和彌監督、西川美和監督、三池崇史監督、アニメーション制作会社『MAPPA』といった世界で活躍するクリエーターとともに作品製作を進めていくということです。
併せて、ゆりやんさんが新人映画監督として参加することが明かされました。
ゆりやんさんは英語で「ご覧いただいて分かるように、私は国会議員なんです。うそです。コメディアンなんです」とボケを交えつつ、「このような場に一緒に立つことができてとてもうれしく思っています。数年前に、朝のテレビ番組で“映画監督になりたい”と言ったのをたまたま、K2 Picturesの高橋大典プロデューサーが見てくださっていて声をかけてくれました。ずっと抱いていた夢をこんなふうにかなえていただけるんだ、と思いそれからいろんなところで言うようにしています。K2 Picturesには感謝してもしきれませんので、絶対に恩返しできるように頑張ります」と喜びと意気込みを語りました。
さらに「12月にアメリカに引っ越して芸人として活動しようと決めまして、芸人だけでなく世界に映画監督として作品を届けられるように頑張りたい」と、活動拠点をアメリカに移すことも明かし、「クリント・イーストウッドならぬ、ユリント・イーストウッドになります!」と宣言しました。