芸能リポーターとして活躍した鬼沢慶一（おにざわ・けいいち）さんが、2021年9月5日に老衰のため都内の病院で亡くなっていたことが、12日に分かりました。89歳でした。

鬼沢さんは、1932年6月16日に東京で生まれ、57年にスポーツニッポン新聞社に入社。65年には報知新聞社に転職し、芸能記者として活動しました。

1970年にはフリーに転身し、翌年からはTBS系ワイドショー『モーニング・ジャンボ』で芸能リポーターとして出演。

その後も同局系の『3時にあいましょう』、日本テレビ系で放送されたワイドショー『ルックルックこんにちは』などのリポーターを務め、島倉千代子さんの6億円借金事件を独占取材するなど“鬼の鬼沢”の異名を取りました。

ほかにも、ラジオや著書『涙の取材手帳』の出版、新聞・雑誌で連載を多数担当するなど幅広く活躍しました。