×

城島茂「今までで一番おいしい」 捕獲した “暴食ブルドーザー”のだし茶漬けを絶賛

2022年2月6日 19:58
城島茂「今までで一番おいしい」 捕獲した “暴食ブルドーザー”のだし茶漬けを絶賛
城島茂さんが絶賛した肉食魚『ブラウントラウト』のだし茶漬け

TOKIOの城島茂さんが、6日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。秋田県横手市で“暴食ブルドーザー”と呼ばれる外来種の肉食魚を捕獲し、地元の料理人“ミスター秋田”が手がけた料理を堪能しました。

放送されたのは人気企画『グリル厄介』。日本本来の生き物を脅かす2000種類以上の外来種を、料理の力でおいしくいただき、日本の生き物がすみやすい自然に戻せればというコンセプトの企画です。

今回ターゲットにしたのは横手川の支流にいる外来種で、いろいろな生き物を丸飲みにしてしまうという肉食魚の『ブラウントラウト』。在来種のイワナやヤマメ、ウグイなどが餌食となってしまうため、城島さんは後輩のSixTONES・森本慎太郎さん、ジャニーズJr.の草間リチャード敬太さんを連れ、マイナス1℃の極寒の中、捕獲に向かいます。

同行した生態学者の加藤英明さんによると、ブラウントラウトはヨーロッパ原産の肉食魚で、繁殖期は他の魚を食べ尽くしながら川を遡上するため“暴食ブルドーザー”と呼ばれているといいます。そこで今回4人は、沖縄伝統漁具のシルシカーや、横幅3メートルの“おいさで網”を使い、生け捕りに挑戦。苦心の末成功しました。

この魚はイギリスではムニエルにするのが定番ということですが、横手市では食べ方が浸透していないため、城島さんは「新たな横手名物になったらいいなあ」と食べ方を見つけるべく、地元の居酒屋へ。店主の田中昇さんは秋田で生まれ、秋田で育ち、地産地消のメニューにこだわってきた料理人で、愛称は“ミスター秋田”。

早速捕獲してきた魚を料理してもらうと、1品目は横手名物の“横手焼きそば”をアレンジした“横手ブラウントラウト焼きそば”。ブラウントラウトの唐揚げをソースで揚げ煮にし、フレーク状にした魚の身も麺にからめました。

“横手焼きそば”は目玉焼きが乗っているのが特徴。森本さんはトロトロの黄身にブラウントラウトの唐揚げをからめて食べると「おいしい!黄身にからめて食べてください。めちゃめちゃおいしいですよ。トラウトの皮がちょっととがっていて獰猛(どうもう)さがあったけど、卵をからめて食べるとマイルドさが出てきます」と少し興奮気味に。

2品目に登場したのは“ブラウントラウトのソテー 特製ソース添え”。秋田名産の漬物・いぶりがっこを刻んで混ぜたタルタルソースをつけて食べるもので、城島さんは「いぶりがっこのパリッパリッ、っていう食感もいいし、むちゃくちゃ相性がいいですね。居酒屋メニューとしてこんなん出されたらみんな頼みますよ!絶対、みんな頼みますよ」と絶賛し、「どうするんですか?地元の人間やったらこれ食べたいもん」と店主にメニュー化を強く薦めました。

3品目は、森本さんが予測していた“だし茶漬け”。ブラウントラウトで取っただしと、炭火で網焼きして田楽みそを塗った切り身が食欲をそそる和食。森本さんは「このみそがだしに溶けて、魚の淡白な感じがうなぎとかそっち系に似るのかな。すごく上品。おいしい」と味を高め合う組み合わせに感激。城島さんも「今まで食べただし茶漬けで一番おいしいかも」と語り、「これ、横手名物に全部なりますよ」と太鼓判を押しました。

一緒に見られているニュース