内舘牧子のベストセラー小説『終わった人』 中井貴一とキムラ緑子で舞台化決定
舞台で共演する中井貴一さんとキムラ緑子さん
脚本家で作家の内舘牧子さんの小説『終わった人』が、俳優の中井貴一さん(61)とキムラ緑子さん(61)により、舞台化されることが発表されました。
内舘牧子さんの『終わった人』は、定年後の男の悲哀を描き、過去には映画化されたこともあるベストセラー小説。それが今回、中井さんとキムラさん2人のリーディングドラマとして舞台化されます。
中井さんが演じるのは、定年を迎えた主人公・田代壮介。妻と娘に馬鹿にされながら退屈な生活を送る中、最高の仕事や最高の恋の相手と出会うものの、あっという間にすべてを失ってしまいます。
中井さんは「私の同級生達も、年齢的に“終わった人”の門口にさしかかっています。それに反し、俳優という仕事は幸か不幸か“終わった人”になるかならないかは自己判断。故に、ここからが、大きな人生へのチャレンジになる様な気もしています。そのチャレンジの初めとして、リタイアというアメリカ的な発想が苦手な同胞達に、共感と可笑しみを与えられる様、朗読させて頂きます」とコメント。
一方、壮介の妻・千草と娘・道子、バーのマダム美砂子と女性役を一手に引き受けるのが、キムラ緑子さん。キムラさんは、「台本読んで、泣けてきました。どの人も正直で、本音と本音がぶつかってる。それが生で面白いんです。この面白い(切ない?)脚本をそのまま、お伝えするために後は稽古でジタバタするのみです(笑)。いろんなことを想像していただくために、届く言葉でしゃべりたいと思っています」とコメントを寄せています。
舞台は今年8月に上演予定です。
内舘牧子さんの『終わった人』は、定年後の男の悲哀を描き、過去には映画化されたこともあるベストセラー小説。それが今回、中井さんとキムラさん2人のリーディングドラマとして舞台化されます。
中井さんが演じるのは、定年を迎えた主人公・田代壮介。妻と娘に馬鹿にされながら退屈な生活を送る中、最高の仕事や最高の恋の相手と出会うものの、あっという間にすべてを失ってしまいます。
中井さんは「私の同級生達も、年齢的に“終わった人”の門口にさしかかっています。それに反し、俳優という仕事は幸か不幸か“終わった人”になるかならないかは自己判断。故に、ここからが、大きな人生へのチャレンジになる様な気もしています。そのチャレンジの初めとして、リタイアというアメリカ的な発想が苦手な同胞達に、共感と可笑しみを与えられる様、朗読させて頂きます」とコメント。
一方、壮介の妻・千草と娘・道子、バーのマダム美砂子と女性役を一手に引き受けるのが、キムラ緑子さん。キムラさんは、「台本読んで、泣けてきました。どの人も正直で、本音と本音がぶつかってる。それが生で面白いんです。この面白い(切ない?)脚本をそのまま、お伝えするために後は稽古でジタバタするのみです(笑)。いろんなことを想像していただくために、届く言葉でしゃべりたいと思っています」とコメントを寄せています。
舞台は今年8月に上演予定です。