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渡辺えり「自分からやりたい戯曲は初めて」

2020年1月20日 17:18
渡辺えり「自分からやりたい戯曲は初めて」

女優の渡辺えり(65)、キムラ緑子(58)が20日、「喜劇名作劇場 恋ぶみ屋一葉2020 有頂天作家」の記者懇親会を都内で行った。
 
3月に新橋演舞場(13〜28日)、4月に大阪松竹座(2日〜13日)に上演する舞台で、渡辺とキムラによる“有頂天シリーズ”の第4弾。

名優・杉村春子さんのために書きおろされ、平成4年に初演、平成6年に再演された名作「恋ぶみ屋一葉」を、今回はタイトルを「有頂天作家」にあらためて上演。恋文の代筆屋を営む前田奈津(キムラ)と元芸者の小菊(渡辺)と作家の加賀美涼月(渡辺徹)の三角関係を笑いと涙で描く。ミュージカル風にもなっていて、歌も5〜6曲あるという。
 
過去の上演作にほれ込んでいたという渡辺は「自分からやりたい戯曲だと思っていたのをやるのは初めてです」と、念願の役に興奮気味。生きた作家(作・演出の齋藤雅文)の作品をやるのは、(齋藤さんと)いろいろ言いながらできるので、最高の戯曲になると思います」と自信のほどを示した。
 
キムラは「これまで(のシリーズ)とはまったく違うものになると思います」と表情を引き締めた。