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渡辺謙 「こりゃ映像化は無理だとも感じていました」 映画『国宝』 新キャスト12人を発表

2024年10月8日 23:10
渡辺謙 「こりゃ映像化は無理だとも感じていました」 映画『国宝』 新キャスト12人を発表
映画『国宝』の新キャスト (C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025 映画「国宝」製作委員会
吉沢亮さん主演の映画『国宝』に、俳優の渡辺謙さん(64)、高畑充希さん(32)、寺島しのぶさん(51)らが出演することが8日に発表され、コメントを寄せました。

映画『国宝』(2025年公開予定)は、作家・吉田修一さんの小説「国宝」が原作で、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春をささげ、芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命をかけてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語。吉沢亮さん(30)が、主人公の喜久雄を演じ、横浜流星さん(28)が、喜久雄の親友でありライバルとなる梨園の御曹司・大垣俊介役を演じます。

主人公・喜久雄を引き取り育てる歌舞伎役者・花井半二郎役を務める渡辺さんは、「あまりにも壮絶で壮大な人生は“こりゃ映像化は無理だ”とも感じていました。しばらくして、盟友、李相日監督から連絡をもらうことになる。なんと挑戦したいとの事。腰が浮くのを抑えながら、果たしてこの大作を支えられるか悩みました。でも、これまで数々の難題を乗り越えて来た李監督を信じ、この素晴らしい作品に立ち向かう決意を固めました」と話しました。

また、喜久雄の幼なじみで恋人の春江役を務める高畑さんは、「本来は大きな空間で、全身で、浴びさせてもらうはずの歌舞伎の世界に、汗や涙も捉えられるような寄りの視点で没入する。モニターを見た時、その新鮮な世界の美しさに息をのみました」と語りました。

さらに、半二郎の妻で俊介の母、大垣幸子役を務める寺島さんは「今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば良いなぁと思っています」とコメントを寄せました。

今回、渡辺さん、高畑さん、寺島さんのほかにも、田中泯さん、森七菜さん、見上愛さん、永瀬正敏さん、宮澤エマさん、黒川想矢さん、越山敬達さん、三浦貴大さん、嶋田久作さんの出演が発表されています。
最終更新日:2024年10月8日 23:10