『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』コラボカフェオープン あまりの懐かしさに涙するファンも
2004年に小学生女児を中心にブームを巻き起こしたキッズカードゲーム『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』が14日、渋谷PARCOにコラボレーションカフェとなって登場。事前予約制で全日程完売した人気スポットを取材しました。
株式会社セガから登場した『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』は、“オシャレまほうカード”を使った着せ替えとリズムゲームで、キャラクターを選択し、”髪形・服・靴”カードをスキャンして着せ替えを行いコーディネート。ステージパフォーマンスやトータルコーディネートに合っているかなどで“オシャレパワー”が評価されるという内容です。ゲームセンターなどで稼働していた当時は、多くの女児の“オシャレ心”をくすぐり熱狂的なブームとなりました。
オシャレ心をくすぐってきた本作品が、平成を飛び越え、令和にコラボカフェとして登場。カフェでは、本作品に登場するキャラクターのラブやベリーはもちろん、作品に欠かすことのできないオシャレアイテムや、ダンスステージなどをイメージしたコラボメニューを楽しむことができます。
■「おばあちゃんがひとりでラブベリをしに行って…」
また、ゲームをやっていた当時の思い出について、おばあちゃんとよくラブベリをしていたという20代女性は「私が1回カードを無くしちゃったことがあって。そうしたら私が小学校に行ってる間に、おばあちゃんがひとりでラブベリをしに行ってカードを集めてくれて。さっき(ここで)写真撮ったものをおばあちゃんに送りました。私より喜んでるのはおばあちゃんかな」と、思い出を語ってくれました。
ストリートファッションで訪れていた20代会社員は、ラブベリの衣装は今はやりの“Y2Kファッション”に通ずるものがあるといい、「あの頃のカードを見ていると、これを今、履いたり着たりしても全然いけるぞ、通用するぞっていうカードがいっぱいあるので、うれしいです。こういうファッションが元々好きだったので」と語り、「今、大人になってやっとこういう格好ができるようになってすごいうれしいです」と笑顔を見せました。
■あまりの懐かしさに涙するファンも…
また、あまりの懐かしさに涙を流していた20代会社員はラブベリの面白いところについて「リズムを覚えるのとかも楽しかったです。並んでいる時に前の子の(プレイしている音楽)を聞いて覚えたり」と当時を振り返り、カードゲーム機が復活したら「またやりたい」と、涙ぐみながら語りました。