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藤田ニコルがバービー人形に 「夢はとにかく言葉にしたほうがいい」女性たちに伝えたい思い

2024年3月7日 22:45
藤田ニコルがバービー人形に 「夢はとにかく言葉にしたほうがいい」女性たちに伝えたい思い
バービー人形になった藤田ニコルさん
バービー人形を扱うマテル・インターナショナルは、藤田ニコルさん(26)をモデルとした世界に1体だけのバービー人形を製作し、贈呈したこと発表しました。

このバービー人形は、未来に向かって自分らしく進んでいる女性、かつ今後の女性にインスピレーションを与え続ける方を“ロールモデル”として敬意を表し、製作されるものです。2015年から、3月8日の国際女性デーにあわせて発表されていて、子供から大人の女性まで幅広く『You Can Be Anything=あなたは何にだってなれる』のメッセージを届けることを目的としているということです。

世界で一つだけのバービー人形は、世界でも限られた人にのみ贈られるもので、2024年は世界で9人が選出されました。過去には、黒柳徹子さんらが選ばれています。

マテル・インターナショナルは、藤田さんを選出した理由について「モデルから始まり、テレビ番組への出演、ご自身のアパレルブランドのディレクションなど活躍の場を広げていらっしゃる方であり、バービーが掲げる『You Can Be Anything(=あなた何にだってなれる)』を体現していらっしゃること、また、ご本人の明るく前向きな性格やこれまでの仕事やご自身のやりたいことへの取り組む姿勢、幅広い世代への認知度や支持されている世代などを総合的に考慮し、今回ロールモデルとして選出させていただきました」と説明しています。

女性たちに向け、「夢を言葉に! まわりを気にせず、自信をもって!」というメッセージを発信した藤田さんは「よく“個性があっていいね”って言われるけど、個性を探した覚えはなくて(笑)。個性って、自分の“好き”が何かを見つけるところから始まるんじゃないかな。自分の今ハマってるものや、テンションの上がることから拾っていくと、『個性』や『夢』も見つかりやすい気がします。 実は今、私も新しい夢を見つけている最中です。これを言うと嫌われちゃうかもしれないんですけど、夢は全部かなえちゃってて(笑)。私自身“言えばかなう”っていうのを実感してきたので、夢はとにかく言葉にしたほうがいい。自分の夢を知っている人がまわりにいる、っていう環境が大事だと思います」と語りました。

2024年にデビュー65周年を迎えるファッションドール・バービーは、1959年のデビュー以来、女性を取り巻く環境の変化を映し、ファッションだけではない、多様性“ダイバーシティ”(性別、人種、職業、体型など)を表現しています。