俳優・桜田通、30代での心境の変化 「特に恥ずかしいことがなくなってきて」
今回のカレンダー『DORI HOMMAGE』のテーマは“セルフオマージュ”ということで、過去7年間に出した作品から、自身でセレクトしたものをオマージュし、新たな撮り下ろしカットで構成。これについて桜田さんは「打ち合わせの段階では『ネタ切れ。』という仮タイトルだった。何を考えてもやったことがある、出してる人いるよなって。そこで、今までのものを参考に作っていこうってなって。今だからこそできるカレンダーになった」と満足げに語りました。
■お気に入りカットを披露
“猫耳”のカットは特にお気に入りだそうで「ヘッドホンもつけてサイバーっぽく、現代の感じを取り入れてみた。昔撮ってるときは照れがあって、20代前半のときは自分の価値観の中でしか生きてなかった。30を超えてくると特に恥ずかしいことがなくなってきて、作品を作るという意味では照れがない。イメージがどうだとか気にすることがなくなった」と30代に突入して心境の変化があったことを明かしました。続けて「オマージュという意味でも、ただのかっこいい、かわいいだけではなくファッションぽく、うまくやれたらいいなと思ったので、わりと率先して猫と犬のオマージュはやりたいなと言いました。犬猫にはなったので次はまた違う動物になるかもしれない(笑)」と次回作への意欲も見せました。
5月にはアーティストとして全世界デビューも控えている桜田さん。最後に「今自分がやっていることは過去やっていることの延長だなと思っていて、お芝居もそうですけどファッションやビューティー、音楽に興味があって。20代でやっていたこと、やりたいと思っていたことが少しずつ、かない始めているなっていう30代のスタートだった。芝居の面では、応援してくださってる方も、まだ出会ったことない方にも向けて良い作品を作って。芝居に負けないように音楽やファッション、ファンとコミュニケーションとるのも、自分が好きでやってきたことに恥じない2023年になったらいいな」と意気込みを語りました。