女優の中山美穂（39）、石田ゆり子（40）、俳優の西島秀俊（38）が23日、都内で行われた映画「サヨナライツカ」の初日舞台あいさつに出席した。中山の12年ぶり主演作で、夫で作家の辻仁成の同名小説を原作としたエリートサラリーマン豊と謎の美女･沓子の25年に及ぶ、恋愛を描いたもの。謎の美女役の中山は「みなさんに見ていただけるので、夕べは寝られませんでした」と緊張の面持ち。客席から「感動しました」「きれいでした」という声が飛ぶと、「頑張りました」と照れ笑いした。4月に韓国で上映されることも決定しており、「海外の監督とも機会があれば。スペイン映画に興味があります」ときりり。本作が世界進出への足がかりとなることを期待していた。