俳優の江守徹（66）が6日、都内で行われた映画「モリエール 恋こそ喜劇」の公開初日トークイベントに出席した。フランスのシェークスピアの異名を取る劇作家モリエールの若き日の自由奔放（ほんぽう）な人生を描いた伝記的フィクション。モリエールにちなんで芸名をつけた江守は「どうせ俳優になったんだから、名前をつけたいと思って。いろんなものをもじっていって、モリエール、モリエ、エモリって」と告白。「だからモリエールが好きなわけじゃないんですよね。シェークスピアに比べて地味だし」と毒づきつつ、「つまんないとか言ってないですよ」とフォロー。現代の商業演劇について「5000円は高い。文化として問題ですよね」と持論を展開した。