タモリ、まれな才能を評価され伊丹十三賞「大変うれしく感謝」
タレントのタモリ(64)が文化活動で優秀な実績をあげた人に贈られる「第2回伊丹十三賞」を受賞した。テレビ番組の司会などで独自の話芸と存在感を発揮している、まれな才能が評価された。9日、都内で行われた贈呈式には、番組収録のため欠席。所属事務所「田辺エージェンシー」の松尾浩介専務(49)が「このような賞をいただき、大変うれしく感謝いたしております」とコメントを代読した。審査員の周防正行監督(53)は「伊丹さんはたぐいまれな人だった。タモリさんも同じで、タモリさんのような人は後にも先にもいない。それが受賞理由です」。第1回の受賞者でコピーライターの糸井重里氏(61)も「うれしいびっくりですね」と喜んでいた。