プロレスラーで俳優のAKIRA（44）が16日、都内でAEDを使った救急救命研修の講師を務めた。救急救命の重要性を通じ、全国20万台を普及するAED（自動体外式除細動器）の使用法を広める活動。2月に「AEDインストラクター」の資格を取得したAKIRAは、生徒14名に「倒れている人のための何かを考えなければならない。必死で命をつなぎ止めて」と訴えかけ、「何をやってもいい空間にして、自由に勉強しましょう」と教室の空気を和らげた。心臓マッサージ法の講習では、自らTシャツを脱ぎ「胸骨」の部位を指し示す“体を張った”指導も実演。助けを呼ぶ練習では、恥ずかしがる生徒に「聞こえな〜い！」と呼びかけ熱い授業を展開した。