中尾彬、死の淵でもグルメ「スパゲティの幻覚を…」
俳優の中尾彬(68)と元女優でエッセイストの池波志乃(55)夫妻が15日、都内で肺炎予防推進セミナー「インフルエンザシーズンに向けて 〜肺炎球菌ワクチンの役割〜」に出席した。07年に急性肺炎を患って生死をさまよったが、見事に回復した中尾は「少しでもワクチンが浸透すれば」とアピール。つらい看病を経験した池波も「なってしまったら費用もかかる。ワクチンを打てば5年は持ちます」と訴えた。中尾は集中治療室に運ばれた際、幻覚を見たそうで「天井においしそうなスパゲティを使った、芸術的な映像が見えた。なんでスパゲティなんだろう」と美食家らしい逸話を披露。池波は「元気になってからが大変。あれが食べたい、これが食べたいって」と苦笑した。