山下達郎、生きること訴える「放棄してはいけない」
ワーナーミュージック・ジャパン創立40周年を記念したライブ「100年 MUSIC FESTIVAL」が31日、東京・日本武道館で行われ、所属アーティスト9組が出演した。シンガーソングライターの竹内まりや(55)、山下達郎(57)が立て続けに登場すると観客は興奮。山下が武道館で歌唱するのは今回が初めてで、「自分のこだわりによって武道館公演はしたことがなかったんですけど、きょうはお祭りなので」と感慨深げだった。楽曲「希望という名の光」の歌唱前には、7日に死去した吉田敬前社長について触れ、「自ら命を絶つ1週間前にコンサートに来てこの曲を聞いていました。残念でなりません。決して生きることを放棄してはいけません」と訴えた。