人々を心元気に…清木場俊介、武道館で唄う
シンガーソングライターの清木場俊介(31)が24日、東京・日本武道館で全国ツアーの東京公演を開催した。
開演前からファン8000人が清木場コールを連発。大歓声の中登場した清木場は、最新アルバム「ROCK&SOUL」の収録曲「魔法の言葉」「エール」など全20曲を約2時間30分にわたって熱唱した。
ツアーは昨年12月18日に埼玉・大宮でスタートしたが、3月に東日本大震災が発生。一時は続行が危ぶまれた。清木場自身も「多くの仲間たちが震災で苦しんでいる中、唄い続けることが本当に良いことなのだろうか?」とかっ藤があり、中止・延期したステージもあった。それでも「唄い屋」としての活動を通じ、少しでも多くの人を「心元気にする」と決意。4月上旬にツアーを再開した。
清木場は、アンコール前に「今回のツアーでは自分自身、多くの新しい発見があった」と告白。「30代を迎え、多くの仲間と『唄』を介して分かち合える喜びとともにかっ藤も多い。ただ、仲間たちと分かち合う喜びがある限り、唄い続ける。僕にはやりたいことが山ほどある。弱音を言っている暇などない」と改めて決意表明した。