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エレカシ、泉谷と共演“雨上がりの夜空に”

2011年5月6日 0:32
エレカシ、泉谷と共演“雨上がりの夜空に”

 ロックミュージシャンらが一堂に会し、この日限りのセッションを披露するフェス「JAPAN JAM 2011」が5日、千葉・幕張メッセで閉幕した。最終日は8479人を動員。3日間で22642人が、音楽に浸った。
 
 最終日のトップバッターは奥田民生(45)。いつもとは違う午前11時からのステージで、寝ぼけたような状態。「おはようございます〜」とゆるくステージに登場した。
 シングル楽曲をプロデュースした縁で、ロックバンドのHiGEをゲストアーティストに迎え、共演。序盤にドラムをたたいた奥田は「午前中やばいのは、歌じゃなくてドラムだね」と苦笑い。「足がつった」と言ってふくらはぎを伸ばしながら、「おかげで目が覚めましたよ」とつぶやくひと幕で笑いを誘った。
 HiGEボーカル&ギターの須藤と、ユニコーンの楽曲「イージュー★ライダー」「ヒゲとボイン」など11曲を演奏し、会場を盛り上げた。

 中盤にはギターリスト仲井戸“CHABO”麗市(60)率いる仲井戸麗市BANDとギターリストのChar(55)がコラボ。CHABOは「久しぶりにCharとセッションします」と喜び、ブルースの名曲「Love in Vain」やビートルズの「A Hard Day’s Night」などでギターテクを応酬。ファンの体を揺らした。

 トリで登場したのはエレファントカシマシ。ボーカルの宮本浩次(44)は、「エブリバーデー!こんばんは。最後まで盛り上がっていこうぜ」と呼びかけ、楽曲「悲しみの果て」など数曲を歌唱した。
 続いてゲストアーティストのCHABOを呼び込み、セッション。中学時代にRCを聞いていた宮本だけに、「初心に帰ります」と宣言し、RCの名曲「ブン・ブン・ブン」「スローバラード」などを思い入れたっぷりに歌唱。さらにゲストアーティストの歌手の泉谷しげる(62)も加わり、数曲をセッション。アンコールでは名曲「雨上がりの夜空に」などで熱くロックンロールし、熱狂のステージで締めくくった。
 
 このほかTRICERATOPS×藤井フミヤ、真心ブラザーズ×松たか子など豪華なコラボのラインナップで魅了した。