８歳年下の医療関係会社社長・林明男さんと年内に結婚することを発表した歌手の小林幸子（５７）が１日、東京・明治座で開幕する座長公演「小林幸子特別公演」（〜２６日）の本番前に衣装の白無垢姿で喜びを語った。

　独身生活が長かったが、結婚について「まさかこんな選択肢があるとは思わなかった。相談できる相手がそばにいることがこんなに心地よいものだったとは。（林さんの存在は）安らぎでしょうか」とにっこり報告。林さんの母から譲り受けたというアメジストの指輪をお披露目し、「サイズをまだ直してないんですけど…」とうれしそうに話した。

　林さんとは、６年前に女優の倍賞千恵子（７０）ら仲良しグループで食事をした際に出会った。
　「なんて明るい人なんだろう、なんてお酒の強い人なんだろうとすぐに意気投合しました」。出会いから２週間後に２人で食事をした際、「幸子さんの人生を僕に背負（しょ）わせてください」とプロポーズされたという。最初は冗談だと思い、「あぁ、そうですね」と受け流したが、会うたびに言われ続け、「あれ？本気なんだなと思いました」となれそめを振り返った。

　明るさ以外にも林さんの魅力は尽きず、「いろいろ聞くと、ものすごい苦労をしている、痛みを知っているから人に対する思いやりがあって優しい」とのろけた。

　結婚を決断したのは、東日本大震災後。自身も被災地に炊き出しなどで支援活動をしていたが、「（林さんが）再生医療を通して社会貢献をすることを考えていろいろやっているのを見て、ああこの人とならパートナーとして一生一緒に生きていけるなと確信しました」。

　２人が初めて出会った１１月１５日に籍を入れる予定。挙式・披露宴については「いっさい考えていません。（座長）公演で１カ月白無垢を着ることができますから、満喫したいな」と語った。