EXILE・USAダンサーとして社会貢献
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14人組ダンス&ボーカルユニット、EXILEのUSA(35)が12日、本名の宇佐美吉啓名義で出版した共著絵本「ダンスアース 〜子どもが絶対踊りだす!!〜」(木楽舎刊)の発売記念読み聞かせイベントを都内で行った。
うさぎのキャラクターのラブとピースがダンスを通じて世界の人々とつながる物語で、絵本作家ののぶみ氏とコラボ制作した。
この日は集まった親子10組に読み聞かせしたほか、登場人物が踊るシーンでは子どもと一緒にノリノリでダンス。EXILE名物の“チューチュートレインダンス”も、ばっちり完成させた。
「ダンスは世界共通言語」というテーマを掲げ、世界中を旅する活動「ダンスアース」をライフワークとして続けているため、「このメッセージを分かりやすく子どもたちに伝えたいと思った。子どもたちが絶対に踊りだしちゃうような本を作ろうと思った」と制作意図をかみ砕いて説明した。
4年間温めた企画だけに、出版に至り喜びもひとしお。「時間をかけて作っただけあって、完成した時は自分が生みだした子どものように感動しました。この絵本から生まれた楽しさが広がって、家族で一緒に踊ってくれたら」と思い入れたっぷりにPRした。
EXILEのメンバーにも好評だという。「絵の中に登場する人物が、実は自分じゃないかってMATSUとかMAKIDAIが言っていた。『(本に登場することを)聞いていないんだけど!』って」とユーモアを交え明かし、「メンバーも喜んで、親戚の子どもにあげるとか言っています」と笑顔で報告した。
今後も活動は継続する。「『ダンスアース』はライフワーク。全世界のリズムを乗りこなして、ダンス王になるまで続けていって、今後はダンサーとしての社会貢献をしたい」と熱い思いを語った。