今年６月に５０周年を迎える歌手の舟木一夫（６７）が８日、東京国際フォーラムで「舟木一夫　芸能生活５０周年記念コンサート〜ありがとう　そして明日へ〜」を開催した。

　観客５０００人へ全２７曲を熱唱。新曲「明日咲くつぼみに」を引っさげて５０都市をまわる全国ツアーの初日を大成功で終え、「ありがとうございます」と笑顔を見せた。

　これまでの歩みを振り返り、「あっという間でしたね。いいことも悪いことも山ほどあったんですよね。でも、過ぎてみれば短いですね。５０年どころか、５年経ったとも思えない。いろいろあって、山の頂上にも登ったし、谷底も歩いた」と本音を吐露。

　５０年も自分について来てくれたファンの気持ちを尋ねられると「分からないですね〜。僕のどこがおもしろいんだろうって思うこともありますしね。なんでついて来てくれたかは、お客さんにしか分からない」とにっこり。

　歌手として「とりあえず僕は７０歳っていうのを目指している。そこをクリアできたらなって」と話し、「そのとき、１時間半とかのコンサートができるかな」と未来の自分へ思いをはせた。