女優でモデルの高良光莉（１５）が２９日、都内で主演ショートムービー「Ｌｉｖｉｎｇ　ｉｎ　ｊａｐａｎ〜一日がつなぐ未来」（金子修介監督、夏公開予定）の完成披露試写会前に、取材に応じた。

　東日本大震災から５カ月を過ぎた２０１１年８月１６日の日本各地の日常の映像とともに、同日の少女の心の動きを追った内容。金子監督が撮った高良が少女を演じた映像に加え、１６人の協力監督の映像、音楽が一体となって紡がれる映像詩になっている。
　初の映画出演＆主演となった高良は「私だけでいろいろ伝えなきゃいけない部分があったので大変というか緊張しました」と振り返った。

　２００８年ホリプロタレントスカウトキャラバンで、史上初の小学生グランプリとして話題となった高良も、４月から都内の高校に進学する。
　現在身長は１６９センチで、「あれから２０センチぐらい伸びました」とにっこり明かした。映画の撮影時と比べても「２、３センチは伸びましたね」とまさに育ち盛り。「ここまで来たらもうちょっと欲しいな」と語った。

　「高校に行ったら新しい友達が増えるので、今は友達作りが目標。英会話も今より上達したい。『Ｌｉｖｉｎｇ　ｉｎ　ｊａｐａｎ』も世界の人に見ていただきたいし、私も世界に行けるような女優さんになりたいと思っています」と目を輝かせた。