阿部寛、イタリア公開喜ぶ「驚いています」
映画「テルマエ・ロマエ」の大ヒット舞台あいさつが13日、都内で行われ、主演の阿部寛(47)、ヒロイン役の上戸彩(26)、武内英樹監督(45)が登壇した。
12日までに観客動員217万人、興行収入27.5億円を突破する大ヒットを記録。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスを演じた阿部は「こんなに大ヒットすることができて非常にびっくりしているとともにすごく幸せな気分です」とあいさつ。漫画家志望の日本人女性を演じた上戸も「スタッフのみなさん、キャストのみなさん、すごく心から喜んでいます。みなさんのおかげです」と感謝を述べた。
イタリアで公開されることも発表された。年内に50館以上で上映されるという。
阿部は「うれしくて驚いています。これでローマ観光が行きやすいかな」と顔が知れ渡ることを期待しにんまり。上戸も2月にローマでのプレミアで舞台あいさつをしたときの手ごたえを振り返り、「見終わったあとのイタリアの方の明るい表情がうれしくてたまらなくて。それがイタリア中に広まるってうれしいな」と喜んだ。
母の日にちなみ、阿部は「お母さん!本当に濃い顔に生んでくださってありがとう。古代ローマ人までやってしまいました。今後とも天国で見守っていてください」と感謝のメッセージを送り、笑いを誘った。
上戸は「いつも朝、いってらっしゃいと玄関まで送ってくれてありがとうございます。連休取れたら伊香保温泉にいきましょう」と感謝の提案をした。