歌手のＢＥＮＩ（２６）が２３日、東京・新宿ステーションスクエアでサプライズライブを行った。

　ＢＥＮＩはファン１０００人を前に「新宿でゲリラライブをするのはソロとしては初めてなので、ちょっとドキドキしますね」とあいさつ。男性ボーカリストのヒットナンバーを英語詞でカバーし、２０万枚を突破するなどヒット中のアルバム「ＣＯＶＥＲＳ」収録曲の「Ｔｉ　Ａｍｏ」「ＬＡ・ＬＡ・ＬＡ　ＬＯＶＥ　ＳＯＮＧ」をしっとりと歌唱した。
　
　そのほか、アルバムには収録されていないバブルガム・ブラザーズのヒット曲「ＷＯＮ’Ｔ　ＢＥ　ＬＯＮＧ」の英語カバーを、本家バブルガムのブラザー・コーン（５６）と一緒に初披露。
　歌唱前にコーンは、「きのう（ＢＥＮＩの）英語カバーを聞いたので、いきなり歌えるわけない！」と苦笑いし、「きょうはカンペを持ってきました」とポケットから英語詞の紙を取り出して、笑いを誘うひと幕も。将来「ＣＯＶＥＲＳ」の第２弾が出たらぜひ自分の楽曲を収録してほしいと望んでおり、ＢＥＮＩに猛アピールした。
　「次のカバーアルバムに入る？」と取材陣に質問されると、ＢＥＮＩは「そうですね」とにっこり。その横でコーンは「レコード会社が同じなのでぶちこみます！」と力強く宣言した。

　アルバム収録曲は男性の失恋ソングが多く収録されている。「歌詞を訳して男心は分かった？」と聞かれたＢＥＮＩは「分かりました。センチメンタルですよね。カワイさというか、強がっている裏をのぞけたかな」と語った。