デビュー４０周年を迎えた歌手の矢沢永吉（６２）が１日、東京・渋谷のスペイン坂スタジオでＴＯＫＹＯ　ＦＭ「シンクロのシティ」の生放送に登場した。

　同日、約２年ぶりとなるニューアルバム「Ｌａｓｔ　Ｓｏｎｇ」をリリースした矢沢は、番組パーソナリティーに「今の俺サイコー！と思うことがよくある」と聞かれ、「ＹＥＳ。ハッキリ言ってこのアルバムを作れたこと。このアルバムを作れたことが本当に嬉しかった」と今回のアルバムに対する自信のほどを示した。

　意味深なアルバムタイトルが話題を集めている。今後のアルバム作りにも意欲を見せたうえで、「『Ｌａｓｔ　Ｓｏｎｇ』のメロディーを聴いたのと同時くらいにこのタイトルが浮かんだ。そこで、作詞家に『Ｌａｓｔ　Ｓｏｎｇ』というタイトルで、内容はフランク・シナトラの『マイ・ウェイ』の矢沢版のような詩を書いてほしいと依頼した。完成したときには、自分で言っておいて思わずホロっとした。そして、これを歌い終えてホロっとしたのと同時に、よし、アルバムタイトルも『Ｌａｓｔ　Ｓｏｎｇ』にしよう、と思い立った」といきさつを熱く語った。

　９月１日に横浜・日産スタジアムで４０周年記念公演「ＢＬＵＥ　ＳＫＹ」を行うほか、全国ツアーに打って出る。
　「相当熱いツアーになると思う。温度の熱さも、オーディエンスの熱さも。僕は死なずに帰ろうと思っている」と期待感をあおった。