「荒野の七人」新録に声優陣「緊張!」

黒澤明監督「七人の侍」をハリウッドがリメークした往年の名作映画「荒野の七人」の新録・完全吹き替え版の制作が決定し24日、声優の平田広明(49)、小山力也(48)、東地宏樹が会見に出席した。
映画専門チャンネル「スター・チャンネル」のBS3ch開局1周年記念記者発表会で明らかにされたもので、2013年に予定されている新プロジェクト「あの名作が蘇る!新録・完全吹き替え版」の第1弾。
歴史的な作品への参加に平田は「いや〜、何と言ったらいいのか。うれしいですが、緊張しますね!」と照れ笑い。「僕はロバート・ヴォーン演じるリーという役をやらせていただくんですが、映像を見ると口数が少ないんですよね。ただ黙ってマッチを擦る。これだけでもう、渋いんですよ」と大興奮で話し、「だから、僕ら声優陣は楽かもしれない。口数が少ないですから」と笑わせる平田に、小山が「口数が少ない方が逆に難しいでしょう。手を抜かないでくださいよ」とちくり。平田は「冗談だよ!からんでくるのやめてよ〜」と大慌てで、会場は大きな笑い声で包まれた。
東地が「本当に緊張します。でも、じっくり録りたいですね。7人そろっての録音と聞いているので、その時間をかみしめたいです」と声を上ずらせると、2人も笑顔で同意していた。