中山美穂、向井に支えられ靴履き替え赤面
女優の中山美穂(42)、俳優の向井理(30)らが25日、都内で映画「新しい靴を買わなくちゃ」(10月6日公開、北川悦吏子監督)の完成報告会見に出席した。
妹に付き添って、パリ観光にやって来たカメラマンのセン(向井)と、パリでフリーペーパーの編集をしている日本人女性・アオイ(中山)の3日間の恋を描いた作品。
同作のタイトルにちなみ、会見場で“新しい靴”に履きかえる、という演出が設けられた。
カメラのフラッシュを浴び、向井に支えられてハイヒールを履きかえた中山は「恥ずかしくて。ごめんなさい」と赤面し言葉に詰まる一幕も。向井も苦笑しつつ「僕だったらなかなかここで靴の着脱は難しいと思います」と中山の心情をくみ、「新しい靴を履くと新しいスタート、リニューアルする感じはしますね」とコメントでもフォローした。
役柄と同じくパリ在住の中山は「とってもかわいらしい、大人なストーリーができました。映画ができあがって、自分がパリの風景の中にいるのを見たときは不思議な感じがしました」とほほ笑んだ。
向井は、中山の印象を聞かれ、「けっこうおっちょこちょいなところもある。一緒に撮影をさせていただく中で、だんだんアオイっぽくなって、最後はアオイさんのイメージになっていました」と語ると、中山も「とっても呼吸の相性がいいというか、やりやすかった」と笑顔で語った。
北川監督は、6年前に中山と交わしたメールがきっかけで同作が生まれたと語り、「6年かけて巣立っていくと思うと感無量です」としみじみ。体調を崩し企画がとん挫しそうになったこともあったと言い、「本当にすてきな人たちでできて、夢の中みたいです」と完成を喜んだ。