奥田瑛二、娘2人の成長に「涙がこぼれた」
俳優で映画監督の奥田瑛二(62)、娘で映画監督の安藤モモ子が28日、都内で行われた「ThreeBond presents くっつく絆メカニズム」のチャリティー・イベントに出席した。
2部構成のイベントの第1部のトークショーに2人で出席。“絆”について、奥田親子ならではのエピソードを披露した。
父についてモモ子は「昭和の父、という感じではありますね。ちゃぶ台をひっくり返したりするじゃないですか。あれを家のテーブルでもやっちゃうような」と説明。「今、私、金髪にしているんですけど、このことで結構ドカンと怒られまして、そのことで結構ぶつかりましたね。今まで結構良い子にしてきたので、『このくらいしてもいいじゃん』って。でも、ぶつかって良かったなと思いますよ。ぶつかることって摩擦だし痛いですけど、それも絆になるというか。摩擦が起きて痛いからこそ絆というか」と話す娘に、奥田も「まあ、こうしてみると(金髪も)結構いいなとか思いますね」と笑みを浮かべた。
長女のモモ子が映画監督、二女の安藤サクラ(26)が女優と、娘2人が奥田の仕事をそれぞれに継いでいる。
そのことについて奥田は「妻(安藤和津)に『あなたは幸せね。娘2人があなたの仕事を継いでくれているんだから』って言われたことがあって。そのとき寿司屋で飲んでたんですけど、思わず涙がこぼれましたね。うれしいですね」と素直に打ち明けた。
もうすぐモモ子の次回作の撮影も始まるという。奥田は「わが社で作るもので、僕はそこの社長ですから、彼女には良い映画を作ってもらわないと困るし、そのために僕もサポートしていくと思う」ときっぱり。
力強い父の言葉にモモ子も「撮影が始まったら、エブリデー摩擦。エブリデー絆ですよね」とうれしそうだった。