一路真輝&花總まり16年ぶり名コンビ復活
宝塚歌劇団出身女優の一路真輝、花總まり、紫苑ゆうらが5日、東京・渋谷の東急シアターオーブで舞台「エリザベート スペシャル ガラ・コンサート」(6日初日)の公開けいこを行った。
1996年の宝塚歌劇団雪組の初演キャストに、歴代キャストやニューキャストを加え、コンサートバージョンで上演する。
96年に黄泉の帝王トートを演じた一路と、エリザベートを演じた花總の名コンビが16年ぶりに復活。
一路は「新しいものをやっている気持ちもあるけど、いざやるとタイムマシーンに乗っているような気持ちにもなる」としみじみ語り、「16年たっているということは大目に見て」といたずらっぽくほほ笑んだ。
宝塚在籍中の出演がかなわなかった紫苑は喜びもひとしおで、「一生の悔いになると思っていた。退団後に、この年になってから夢がかなうとは思わなかった」と出演の喜びをかみしめ、「冥土の土産にしたい。死ぬ気で頑張ります」と力を込めた。