×

高学歴就任ロザン、歴史的学校で1日校長

2013年1月31日 18:44
高学歴就任ロザン、歴史的学校で1日校長

 お笑いコンビ「ロザン」の菅広文(36)と宇治原史規(36)が栃木県足利市の足利学校の1日校長に就任することが決定し31日、都内で会見を行った。

 足利学校は奈良時代に創設されたという説もある“日本最古の学校”で、現在も市の生涯学習の場として活用されている。2月17日に同所で課外授業を行うことになった2人は、大豆生田実(おおまみうだ・みのる)市長から委嘱状を受け取った。

 京都大学出身の“高学歴芸人”の宇治原は、「受験シーズン真っ最中ということで受験生、それから今後受験する人、受験生の親御さんとか、いろんな方に来ていただいて、いろんなアドバイスができれば」と役立つ情報を提供することをアピールした。

 栃木県の学生から寄せられた質問にも答えた。「好きな作家と作品を教えてください」と聞かれると、宇治原は「万城目学くんという京大の同級生なんですけど、『鴨川ホルモー』とか『プリンセス・トヨトミ』とかを書いている彼の本を読みます。同じクラスだったので」と胸を張って回答。
 菅は「この間(万城目さんに)ラジオに来ていただいたんですけど、宇治原さんのことを覚えていたんですって。『宇治原さんはどんな感じでしたか?』と聞いたら、『めちゃめちゃ調子に乗っていた』って…」と同級生が感じた宇治原の印象を暴露した。

 宇治原は「(万城目さんは)そんな言い方はしてないよ!」と発言のニュアンスは否定したが、「でも、まあ、何ていうかね。バリバリの大学デビューやったんで」といきがっていた過去は認めた。

 司会を務めたお笑い芸人のタケト(36)は、2012年に解散したお笑いトリオ「Bコース」のメンバー。タケトは宇治原の交友関係に対抗心を見せ、「僕ね、同級生は巨人の高橋由伸なんですよ」と打ち明け、「だから劣等感のかたまりなんですよ。会いたくないんですよ。向こうは(僕を)覚えているんですけど、僕は極力(同級生と)言わないようにしてる。向こうはベンツに乗ってるのに、僕はまだ原付乗っているんですから」と苦笑いした。

 取材陣からBコースの解散の理由を聞かれると、菅が「仲が悪かったんですよ」と横やり。タケトは「言わなくていいですよ!それ真実だから!」と大慌てだったが、「去年の今ごろに結果を残せなかったらやめようって約束して、死に物ぐるいで頑張ろうってやっていたんですけど、結果がでなくて、解散しようということになった。各自、ピン芸人で活躍していますので」と説明したが、すぐさま「活躍はまだしていないですね。活動しています」と言い直し、笑いを誘った。