新人女優賞の橋本愛「生きてて良かった」
10日、都内で開催された「第86回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式に、「ツナグ」「桐島、部活やめるってよ」などで新人女優賞に選ばれた女優の橋本愛(17)も出席。喜びを語った。
トロフィーを受け取った橋本は「こんな顔で生まれてきて、血のりが似合って、いろいろなホラー作品に出させていただきました」と忙しく過ごした昨年を回想。
「こぎ手のない船に乗って、2012年は活躍しているふりをしてきました。でも、去年の春か夏か秋、もしかしたら今年の冬、やっと私自身が子宮から出てきたなという思いがしました」と独特の言い回しで一つの壁を乗り越えた実感を口に。
さらに「こんなクソガキを愛してもらって、愛してくれた方のおかげで私は今、生きていて良かったって思えています。本当に本当にありがとうございます。これからも頑張っていくことを許してください」と淡々と語り、会場を橋本ワールドへ引き込んだ。